紙質と使いやすさが注目ポイント! 便箋の選び方 おすすめ目利きポイント5選

EメールやSNSで、楽に連絡ができてしまう今日。手紙を日常的に書く方は、少ないかもしれせんね。しかし、想いを伝えるには手紙が一番!重要度が増す程、手紙の必要性も高まります。そして、受け取る側にとっても、手紙は格別のもの。手書き文字はもちろん、レターセットや切手にも心遣いが感じられれば、相手も一層嬉しいことでしょう。

手紙を書く為に必要な道具は色々ありますが、今回ご紹介するのは“便箋”の目利きポイントです。便箋や封筒など、紙製品の老舗である“菅公工業”様にご協力頂きました。ぜひ、5つの目利きポイントを参考に、あなたの手紙にふさわしい便箋を選んでみましょう。手紙だけではなく、メモなど日常づかいに活用するのもおすすめですよ。

菅公工業は1909年創業の、東京・浅草に本社を置く紙製品・文具の総合メーカー。創業当初は封筒を手作業で作っていたという封筒製造のパイオニアです。現在では便箋・のし袋・祝い袋など紙にまつわる商品を数多く製造しています。いわば紙の専門家ともいうべき老舗企業です。
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便箋の選び方 おすすめ目利きポイント1:見た目

まず、便箋を選ぶ際に覚えておきたいポイントは、便箋の形式です。縦罫線の便箋は多用途に使えますが、横罫線や絵柄入りの便箋は少しくだけた相手・内容の手紙のみに限定されるので注意しましょう。そして、罫線のない無地の便箋は、弔事や慶事、格式的な手紙や、目上の方に宛てる手紙を書く場合に使用します。ぜひ、適切に使い分けましょう。
また、罫線の数(行数)にも注目したいところ。書く分量以上に罫線が多いと、全体がスカスカになり寂しい印象を与えかねません。書く内容が少ないのなら、あらかじめ罫線の数が少ない便箋を選ぶと良いでしょう。

美しい文字を書く術箋
文字に自信のない方にオススメ。美しい文字を書く為の台紙や便箋の下敷きなどがセットになっています。

和紙便箋 鼓
ペンにも筆にも対応した、特漉和紙の便箋。長年愛されている商品です。

便箋の選び方 おすすめ目利きポイント2:デザイン

書く相手や内容に合う便箋を選ぶのは基本ですが、失礼のないようにと無難過ぎる便箋を選ぶと素っ気ない印象を与えることにも。最近は便箋のデザインも豊富なので、ぜひ、自分らしい便箋を探してみてください。遊び心や季節感のあるデザインは、文字以外のものも伝えることができるでしょう。
とは言え、まず購入して頂きたいのは、絵柄のない縦罫線の便箋です。用途が限定されないので、1つ持っておくと良いでしょう。

便箋 かげろう
色とりどりの色紙を散らしたデザイン。茶色の縦罫線が入っています。

便箋 はな香
クレヨンで引いたような罫線が華やか。クリーム色の紙を使っています。

便箋の選び方 おすすめ目利きポイント3:サイズ

便箋にはA4判・B5判・色紙判などのように、様々なサイズがあります。常備している封筒に合うからという理由だけでなく、書く分量やマナーに適したサイズの便箋を選びましょう。
一般的に、手紙は2枚以上書くのがルールです。書く分量が少ない場合は、小さいサイズの便箋がオススメ。1枚に書き切ったとしても、もう1枚添えて出しましょう。しかしながら、お悔やみの手紙は1枚で書き終えるのがマナー。2枚にすると不幸が“重なる”ことを意味してしまうので、注意しましょう。

さて、複数あるサイズの中で、“セミB5判”というのは便箋独自のものです。(ノートのセミB5版とは少し寸法が違います。)
菅公工業様の便箋に多いサイズですが、これはB5判よりも少しだけ小さいサイズになります。通常のB5サイズの封筒には、三つ折りにしたB5判の便箋は少しきつくて入れにくいそう。セミB5判なら余裕を持って封筒に入れることができるので、使い勝手が良いそうです。

また、便箋の中で特殊なサイズと言えるのが、一筆箋です。一筆箋は、ちょこっとだけメッセージを書きたい場合にピッタリ!贈り物をする時に手書きの一筆箋が添えてあると、より心が伝わりますよ。さらに、資料を返したり、カタログを送付したりするビジネスの場でも、一筆箋は役立ちます。挨拶やお礼を一言添えるだけで、好印象になるでしょう。
一筆箋は便箋よりも気軽に書けるので、苦手意識のある方にもオススメですよ。

ひとふみ箋 光悦
ペンにも筆にも対応した、特漉和紙の一筆箋です。

二重封筒 綺楽 豆絞り罫線
封筒の宛名書きのガイドラインにも使える一筆箋です。封筒とセットになっています。

便箋の選び方 おすすめ目利きポイント4:『素材』

便箋選びには、デザインと共に手紙の印象に大きな影響を与える“素材”も大事なポイントです。便箋の素材は、和紙と洋紙に大きく二分されます。簡単に説明すれば、和紙は手触りが柔らかく、洋紙はツルッとしています。文具店などで商品を比べてみて、自分の好きな紙質を探してみましょう。

少し変わった素材としてご紹介したいのが、竹紙です。竹紙はパルプ不使用で、100%
竹で作られたもの。日本の竹林や里山を守る活動にも繋がる、エコな素材として注目されています。和紙や洋紙とも異なる風合いを、ぜひ試してみては?

竹紙の便箋 縦罫
日本の竹を有効利用した竹紙の便箋です。竹の節がデザインされた罫線がオシャレ!

便箋の選び方 おすすめ目利きポイント5:『使い心地』

ところで、あなたは手紙を書く時に、どんな筆記用具を使いますか?普段使いのボールペンでサラッと書く方が多数派だと思いますが、少しかしこまって筆や万年筆を使う、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
便箋選びでは、筆記用具との相性も大切になってきます。筆や筆ペンで手紙を書く場合は、墨との馴染みが良い和紙がオススメです。ペン先が滑らかに動くという点では、洋紙が使いやすいでしょう。墨汁やインクの色の変化や滲み具合なども、便箋の紙質によって異なります。筆記用具との相性、そして書き心地を確かめて、便箋を選びましょう。実際に試し書きができる文具店もあるので、ぜひ利用してみては?

使い心地の良さで、ぜひご紹介したい便箋が『道中』です。菅公工業様の商品の中でも、数十年間売れ続けているロングセラーです。人気の秘密は、紙質へのこだわり。『道中』専用に漉いている紙は、色や質感のみならず、インクとの相性や滑らかさの最上を求め、試行錯誤して開発されたそう。デザインはシンプルで多用途に使える便箋なので、1つ持っておくと安心です。

便箋 道中箋 縦
書き心地に定評があるロングセラーの便箋です。常備用にオススメ。

便箋 道中箋 横
上質な書き心地はそのままに、少しカジュアルな横罫線の便箋です。


いかがですか?ぜひ実際にこれらの目利きポイントを参考に便箋を選んで、「ココ・コノミ」の自由評価ページで評価してください!(パソコンからはこちらスマートフォンからはこちら)
評価の際に「商品のチェックポイント」の欄から、この記事で紹介した5つのポイントで評価ができます。ご自身の満足度を数値化することができて、使い比べに役立ちます♪

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